ご報告とお礼

 

9月22日に行われたIBMA交流会に参加下さった皆さんにお礼を申し上げます。本交流会は11月23日に開催されるIBMA空手交流大会の決起集会及び予行演習のようなものです。

本交流会は、防具を使った「極真道スタイル」、グローブを使った「キックボクシングスタイル」、突きによる顔面攻撃なしの「極真スタイル」の三つの競技カテゴリーを一つのフレームワーク(枠組み)を同じプラットフォームで実施する新しい試みでした。

また、このフレームワークは、新しい格闘技スポーツとして、世界にに広めたいと考えています。そして誰もが安全に競技を行えるプラットフォームを作ることで、さまざまな格闘技団体に所属する人が「技術の交流」のみならず、同じ競技を行う仲間として、また「武道人」として連帯することを目指しています。今回は準備期間がわずかにも関わらず、増田の長年の友人である、元キックボクシングの全日本チャンピオンの飛鳥信也氏(67歳)が選手として参加してくれました。「誰もが」安全にスキルを高め、かつ磨き合うことができる、ヒッティングスポーツプロジェクトに賛同してくれたからです。さらに元K1チャンピオンの小比類巻貴之氏も私たちの仲間に加わっていただきました。小比類巻氏はK1のみならず、元々は極真空手の出身です。氏はIBMAとIBMA極真会館のキックボクシング部門のアドバイザーに就任しました。

このヒッティングスポーツプロジェクトのゴールは空手のみならずキックボクシング、拳法、他、さまざまな武術、格闘技の流派に所属するひとにも、壁を造らず参加できるようにします。そのゴールは、オリンピックムーブメントへの参入です。

そのゴールに到達するために、日本から世界に向けて、より多くの仲間を増やしていかなければなりません。まずは、そのフレームワークがどのようなものか、目に見えるようにしなければなりません。言葉だけでは、なかなか理解できないからです。

今回、わずかなスタッフと短い準備期間しかありませんでしたが、選手、審判、ボランティアスタッフが「三位一体」となり、力を合わせ予定を遂行することができました。関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

ただ、Bコートの試合動画が取れていなかったり、課題点があったことも報告しておきます。しかしながら、このプロジェクトの良点はゴールが明確なので、それらを躊躇なく修正することができることです。今回、修正点が発見できたことは収穫です。このことは、行動や体験を恐れず参加してくださった皆さんのおかげです。

なお、試合動画は少しづつアップします。なぜなら、審判方法で修正点があるからです。その修正点を明確にし、かつ、競技規程に落とし込みます。改定点は、10月12日からの辰野合宿の参加者にいち早くお伝えします。もうしばらくお待ちください。

最後に、繰り返しますが、選手、審判、スタッフの皆さん、本当にご協力ありがとうございました。これから、みんなで格闘技をより多くの人に体験してもらえるように空手や各種格闘技、武術の要素を取り入れ、新しい格闘技スポーツを創って行きましょう(増田 章)。

 

 

 

交流会の試合結果

  1. →PDF版