三手目攻撃|詳説
「三手目攻撃」とは、囮技によって相手の攻撃を引き出し、その反応を見定めた上で、最終的な攻撃を行うことをいう。
三手目攻撃では、まずこちらが一手目の攻撃を行う。
この一手目は、単に相手に当てることだけを目的とした攻撃ではない。
相手に防御や反撃をさせ、その反応を引き出すための囮技として用いる。
その一手目に対して、相手が反応し、反撃を行う。
これが二手目の攻撃である。
そして、その二手目の攻撃を見ながら、相手がどのように動くのか、どのような反撃を選ぶのかを認識する。
その上で、相手の二手目に対応しながら、最終的な攻撃を選択して行う。
これが三手目の攻撃である。
つまり三手目攻撃は、
一手目で相手の反応を引き出し、
二手目で相手の攻撃を認識し、
三手目でその反応に応じた攻撃を行う
という攻防の考え方である。
三手目攻撃では
三手目攻撃では、自らの働きかけによって相手の反応を引き出し、その反応を利用して次の攻撃につなげていく。
たとえば、一手目に囮技を用いることで、相手に防御や反撃を起こさせる。
相手が反応すれば、その動きの中に、相手の防御の仕方、反撃の方法、動きの癖、得意とする対応などが現れる。
その反応を見ることで、相手の出方や手の内を把握しやすくなる。
また、こちらから囮技を仕掛けることによって、相手が取り得る対応の選択肢をある程度限定することができる。
その結果、相手の次の動きを予測しやすくなり、それに適した技を選択しやすくなる。
したがって三手目攻撃は、単に三回目の攻撃を行うという意味ではない。
自ら相手に働きかけ、相手の反応を引き出し、その反応を認識しながら、自己の技をどのように活かすかを学ぶための修練概念である。
